「自分と向き合う時間がほしいけど、毎日が忙しすぎる……」
「ノートに気持ちを書くのは好き。でも続けるのは自信がない……」
仕事に家事、そして自分自身のケア。
目の回るような毎日を過ごすわたしたち40代にとって、「時間が足りない!」これは共通の悩みですよね。
でも、1日たった5分で心がすっきりして、前向きな気持ちになれるとしたらどうでしょう?
今回は、忙しい人にもぴったりな「タイムリミットジャーナリング」をご紹介します。
ポイントは、「時間を区切って書く」というシンプルな工夫。
この記事では、タイムリミットジャーナリングのやり方や続けやすくするコツを、40代の毎日に寄り添う形でご紹介します。自分を大切にする時間を、ゆるっと始めてみませんか。
【記事の最後には、無料でダウンロードできる「おすすめジャーナリングワーク」もご用意しています】
タイムリミットジャーナリングとは?時間がない人でも続く理由

忙しい毎日の中でも、ちょっと立ち止まって自分の気持ちに目を向ける時間があると、40代の暮らしはぐっと心地よくなります。タイムリミットジャーナリングは、そんな時間を気軽に取り入れられるシンプルな方法です。
タイムリミットジャーナリングとは?
タイムリミットジャーナリングとは、あらかじめ「書く時間」を決めて行うジャーナリングのこと。
たとえば
- 1日5分だけ書く
- タイマーをセットして、その間だけ書く
というように、時間を区切ることで気軽に始められます。
書く内容は何でもOKです。
頭に浮かんだこと、気持ち、今日あった出来事、小さな発見やひとこと日記のようなものでも大丈夫。
上手くまとめようとする必要はありません。
ほんの数分でも、気持ちが整理されてスッキリしたり、自信が持てたり……そんな「心の整え方」です。
忙しくても続けられる3つの理由
「何分でもいいから自由に書いて」と言われると、かえって困ってしまうもの。
5分だけ、3分だけと決めておくことで、「よし、やろう!」と始めやすくなります。 終わりが見えている安心感も、続けやすさのポイントです。
ジャーナリングで大切なのは、時間の長さよりも意識を自分に向けること。時間を区切ることで、自然と集中できて、心の声に気づきやすくなります。 まさに「量より質」です。凝縮された時間だからこそ、効率的に心のデトックスや整理ができます。
続けられない自分に落ち込むサイクルから抜け出して、「今日も書けた!」という達成感を少しずつ積み重ねる。「私、意外とやれるかも」と前向きな気持ちになれるのが、タイムリミットジャーナリングの大きな魅力です。
1日5分!タイムリミットジャーナリングの始め方

今日からすぐに始められる、基本的なステップをご紹介します。
時間を決める
まずは「5分」から試してみましょう。
慣れてきたら3分や10分など、心地よい時間を見つけてください。
ツールを用意する
ノートとペン、スマホのメモアプリなど。自分が書きやすいものを選びましょう。
タイマーをセットする
時間になったらアラームが鳴るように設定します。
自由に描く
タイマースタート!
以下のような問いかけを参考に、頭に浮かんだことを書き出します。
- 今、どんな気持ち? (嬉しい、モヤモヤする、疲れた…など素直に)
- 今日、心が動いた瞬間は? (小さな喜び、感謝、気づきなど)
- 今、手放したい思考や感情は? (不安、イライラ、悩みなど)
- 今日の自分を褒めるとしたら?
時間になったら終了
アラームが鳴ったら、途中でもキリが悪くても、そこでペンを置きます。
続きはまた明日の楽しみに取っておきましょう。
- 書き直したり読み返したりしない
- 上手くまとまってなくてOK
- 何も浮かばないというときは、「何も思いつかない」と書いてみる
- 誰にも見せないので、自分に正直に書く
続けるコツは「ゆるさ」と「タイミング」

タイムリミット・ジャーナリングの効果を最大限に引き出す鍵は「習慣化」。
でも、「続けなきゃ!」と力む必要はありません。40代の私たちに合った習慣化のヒントをご紹介します。
完璧を目指さない
- 毎日書けなくてもOK
- 1行だけでも立派な一歩
- 書けない日があっても自分を責めない
このゆるさこそが、長く続ける秘訣です。
完璧主義な自分に気づいたら、「まあ、いっか」と受け流しましょう。
続けるうちに、自然と書くことが心地よい時間に変わっていきます。
いつもの行動とセットにする
すでにある習慣と組み合わせると、忘れにくく続けやすくなります。
- 朝のコーヒータイム
- 通勤電車で座れたとき
- ランチ後のほっと一息タイム
- 寝る前のリラックスタイム
自分の生活スタイルに合ったタイミングに取り入れましょう。
タイムリミットジャーナリングにおすすめのツール

「書くこと」をサポートしてくれるツールは、習慣化の強い味方。
あなたに合った相棒を見つけてみませんか?
手軽さ重視なら【スマホアプリ】
紙にこだわらないなら、スマホアプリも便利です。おすすめなのは以下の3つ。
- Day One(デイワン)
-
時間・日付が自動で記録され、写真も一緒に残せて、日記感覚で使える。
- Journey(ジャーニー)
-
ジャーナリングプログラムやカスタムテンプレート作成ができるので自分好みに使いやすい。
- My Diary(マイダイアリー)
-
絵文字を使った気分トラッカーや統計機能で振り返りがしやすい。
どれも基本無料で始められるので、気になったものを試してみましょう。
通知機能を使えば「書き忘れ防止」にもなります。
※機能によっては課金が必要なものもあります。
手書き派さんにおすすめ【ノート】
お気に入りのノートがあると、書くこと自体が楽しくなります。
- ロルバーン(Rollbahn)ノート
-
クリーム色の紙が優しい風合い。表紙デザインが豊富で付属のポケットも便利。
- NOLTY notebook ブリックメモ
-
A6横型サイズ。1ページを4分割した方眼レイアウトで、一言日記としても使いやすい。
- MDノート MIDORI 方眼 横罫 無地 A6
-
書き心地の良さを追求した日本製ノート。180度パタンと開くのがうれしい。
見た目も使い心地も、自分が心地よいと思えるものを選んでみましょう。
まとめ|タイムリミットジャーナリングで自分と向き合う時間を作ろう

タイムリミットジャーナリングは、
- 時間に区切りがあるから始めやすい
- 短時間でも気持ちが整理される
- 「できた」が自信につながる
そんな、毎日を少しラクにする習慣です。
まずはスマホやノートを開いて、自分のための5分を始めてみませんか?
続けられない自分を責めるより、「今日、ちょっとでもやってみた自分」をたくさんほめてあげてください。
その積み重ねが、あなたの毎日をきっとやさしく変えていきます。
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