- 仕事や家事に追われて、気づけば1日が終わっている
- せっかくの休日も、家族や周囲を優先してしまい、自分のことは後回しになる
- 自由な時間を作りたいけれど、どう作ればいいのかわからない
そんな風に感じていませんか?
「自分時間」を作るのに必要なのは、ちょっとした意識の変化と、暮らしの中に取り入れられる少しの工夫だけです。
この記事では、仕事に家事にと忙しい女性でも実践しやすい「自分時間を作る5つの習慣」 をご紹介。
「時間を効率的に使うコツ」や「自分時間を楽しむ考え方」などを少しずつ取り入れることで、心にゆとりができ、より充実した時間を過ごせるようになります。
「忙しいから無理…」と諦める前に、今日から始められる習慣をチェックして、自分時間を手に入れましょう。
【記事の最後には、無料でダウンロードできる「自分時間を育てるためのジャーナリングワーク」もご用意しています】
自分時間を作るために大切な考え方

自分時間を持つためには、まず「時間がない」という思い込みを手放し、意識を変えることが大切です。
自分時間は「贅沢」ではなく「必要な時間」
「やることが山ほどあるのに、自分の時間なんて持っていていいのかな…」
そんな風に思っていませんか?
でも、自分のための時間を持つことは、気分転換やリフレッシュだけでなく、日々の生活をうまく回していくためにも大切な時間です。
心に余裕があると、家事や仕事の効率もアップします。
「やるべきこと」だけで1日を埋めない
スケジュールが「やらなければならないこと」だけで埋まっていませんか?
時間ができたら、などと思っていては1日はあっという間に終わってしまいます。
たった5分でも、「これは私のための時間」と意識して過ごすだけで、気持ちはぐっと変わります。
忙しい毎日でもできる!自分時間を作る5つの習慣

自分時間を作り出すのに必要なのは、ちょっとした工夫や習慣の積み重ねです。
ここでは、忙しい女性でも取り入れやすい5つの習慣をご紹介します。
スケジュールを見直して無駄を発見
まずは1日のスケジュールを振り返り、自分がどんなことに時間を使っているか見直してみましょう。
何をしていたか思い出せない、ぽっかり空いた時間はありませんか?
目的なくテレビやSNSを見ている時間は、すぐにでも自分時間に変えられます。時間の使い方を意識することが、自分時間を作る第一歩です。
- 1週間の行動(何に時間を使ったか)を手帳やノートに書き出す
- 無意識に過ごしていた時間を「自分時間」に変える
「頼る力」を身につけて協力を得る
全部を自分だけでやろうとすると、時間がいくらあっても足りません。
「これって自分じゃなくてもいいかも」と思うことは、誰かに頼ってみるのもひとつの方法です。
たとえば、「ゴミ捨てはお願いできる?」と具体的に家族に頼む、細かくタスク分けをしてチームで分担するなどの工夫で、時間に余裕ができます。「頼る=迷惑、手抜き」ではなく、「頼る=信頼と協力」です。感謝の気持ちを伝えて、相手に気持ちよく協力してもらえるよう、相談してみましょう。
必要であれば、家事代行サービスやネットスーパー、便利な家電(食洗機、ロボット掃除機など)への投資もおすすめです。
- 抱えている家事や業務を書き出し、人に任せられることをリストアップする
「ながら時間」を活用して「ながらインプット/アウトプット」を楽しむ
まとまった時間が取れなくても、日常の「スキマ時間」は意外と多いもの。
これを「自分時間」に変えてみましょう。
例えば、通勤中にオーディオブックで自己啓発や好きな小説を聴く、湯船に浸かりながら好きな音楽やポッドキャストを楽しむ、ランチタイムに資格の勉強をする、など。インプットだけでなく、簡単なメモ書きやアイデア出しなど、軽いアウトプットもおすすめです。
- ポッドキャストやスタンドFM、Audibleを「ながら聴き」する
- 小さなメモ帳とペンを持ち歩く
1日5分の「何もしない時間」を作る
自分時間は、必ずしも何かを「する」ための時間ではありません。
意識的に「何もしない」時間を作り、思考をクリアにすることも大切です。寝る前や朝の時間に、深呼吸をする、ぼんやりと外を眺める、温かい飲み物をゆっくり味わうなど、静かに過ごす時間を意識的に取り入れてみましょう。そんな「空白の時間」が、心の余裕と新しいアイデアを生み出します。
- アイマスクをつけて5分間、深呼吸をして過ごす
スマホ時間を減らし、本当にやりたいことに集中する
気づいたらスマホを手に取っていませんか?
まずはスクリーンタイム機能で、どのアプリにどれくらい時間を使っているか把握してみるのがおすすめです。
SNSやニュースをチェックする時間を決めたり、寝室にスマホを持ち込まないなど、自分なりのルールを作ることで、意外と多くの時間が生まれます。空いた時間を読書や趣味など、自分のために使ってみましょう。
- スマホの通知設定を見直し、不要なアプリの通知をオフにする
- 寝る1時間前はスマホを別の部屋に置く
自分時間を作るための環境づくり

自分時間をしっかりと確保するためには、環境を整えることも重要です。
パートナーと「自分時間」について話をする
自分時間をつくるには、身近な人の理解も大切です。
「なぜ自分の時間が必要なのか」を具体的に伝え、「この時間は自分のために使いたい」と話してみましょう。
お互いの時間を尊重し合えるよう、共有カレンダーに「●●(名前)の時間」と書き込むなど、見える化・仕組み化するのも有効です。
- パートナーと「お互いの自分時間」について話し合う時間を設ける
- 共有カレンダーに、まずは週1回、1時間程度の「自分時間」をブロックする
自分時間を作るために「やめること」を決める
新しい習慣を始める前に、今「やらなくてもいいこと」を手放すことも大切です。
たとえば、
- 完璧を目指しすぎている家事(例:毎日の床拭き)
- 気乗りしないオンライン交流会への参加
- 義務感で続けている情報収集(例:全てのニュースをチェックする)
- あまり楽しめていない習い事やサブスクリプション
これらを見直し、手放せるものがないかチェックしてみてください。
「やらないことリスト」を作るのもおすすめです。手放すことで、時間だけでなく、心のスペースも生まれます。
- 「やっていることリスト」を書き出し、「本当に必要?」「やめたらどうなる?」と自分に問いかける
- 月に1つ、「やめること」を決めて試してみる
自分時間を楽しむための考え方

自分時間に罪悪感を持つ必要はありません。
充実した自分時間は、自分を大切にする行動であり、周囲にも良い影響を与えます。
「自分の時間を持つ=わがまま」ではない
「自分の時間なんてわがままかも…」と感じる方も多いですが、それは誤解です。
たとえばシャンパンタワーでは一番上のグラスが満たされてこそ、下のグラスにも注がれるように、まずは自分が満たされていることが大切です。
あなたが満たされることは、周りの幸せにも繋がります。
完璧主義は手放して「できたこと」を積み重ねる
毎日完璧を目指すと、かえって負担になります。
毎日コンスタントに時間を取るのが難しくても、落ち込む必要はありません。「今日は通勤中に10分、好きな音楽を聴けた」「寝る前に5分、ストレッチできた」、それで十分です。
大切なのは、「できたこと」に目を向け、自分を承認すること。小さな成功体験を積み重ねることで、無理なく、そして楽しく習慣化できます。
まとめ|「時間がない」は意識で変えられる
自分時間を作ることは、決して難しくありません。
大切なのは「時間がない」という思い込みを外し、賢く時間と付き合う意識を持つこと。そして、完璧を目指さず、できることから少しずつ習慣化していくことです。日々のスケジュールを見直し、家族や職場の協力を得ながら、自分のための時間を意識して過ごしてみましょう。
自分時間を持つことは、あなた自身を大切にする第一歩。
たとえ数分でも、自分のために使う時間が、毎日を少しずつ豊かにしていきます。
今日から、できることから、始めてみませんか?
【自分時間を育てるためのジャーナリングワーク】
「具体的にどうやって時間を見つけたらいいの?」
「自分時間で何をしたいか、もっと明確にしたい」
そんな方に向けて、「時間の見つけ方」と「やりたいことの整理」ができるワークシートをご用意しました。
簡単な質問に答えていくだけで、あなたの「時間」と「本当にやりたいこと」が見えてきます。
下のボタンから無料でダウンロードして、今日からあなたの「自分時間づくり」をスタートさせましょう!
1.今日の中で「わたしだけの時間」はどこにあった?
目的:自分時間の”種”に気づく
書き方のヒント:
今日、自分のために使った時間は?例:朝のコーヒータイム、通勤中の読書 など
なかった場合:明日はどこで自分時間を作れそう?
2.「何もしない時間」がもたらしてくれたことは?
目的:リラックスの効果を体感する
書き方のヒント:
どんな“何もしない時間”を過ごした?例:深呼吸、空を眺めた、湯船に浸かった
そのときの気持ちや変化は?例:気持ちがスッと落ち着いた、アイデアがひらめいた など
3.やめてみたい習慣・手放したいこと
目的:時間を奪っているものを棚卸しする
書き方のヒント:
やめたい・減らしたいこと 例:SNSをだらだら見る、毎日完璧な掃除を目指す
やめることで生まれる時間は?
4.「自分時間」で本当にやりたいことリスト10
目的:理想の自分時間を可視化する
書き方のヒント:
時間やお金の制限は一旦なしにしてOK!
どんなに小さなことでも、心がワクワクすることを10個書き出してみよう
5.今日の「わたしのごきげん度」は?
目的:自分時間と心のゆとりの関係を知る
書き方のヒント:
今日の気分(10点満点)→ [ ] 点
点数の理由や、そのとき感じたこと、気づいたことなどを自由にメモ