【読書感想】『アウトプット大全』

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基本情報

著者  樺沢 紫苑

出版年 2018年

出版社 サンクチュアリ出版

この記事で紹介するのは、日本一情報発信をされている医師である樺沢紫苑先生による

80ものアウトプット術と、7つのトレーニングについて書かれた本です。

本書では、「読む」「書く」がインプット、「話す」「書く」「行動する」がアウトプットであるとされています。

この本を読むことで、知識のインプットだけで終わらせず、

情報発信や次の行動につなげるための術を身につけることができます。

やり方だけじゃなくて、実際に行動するためのトレーニングも
紹介されてるよ

目次

『アウトプット大全』を手にしたきっかけ

  • 本を読んで満足し、その後の行動変化につながらない(読みっぱなしで終わっている)
  • 自分の考えや意見をうまく伝えられない
  • アウトプットの練習方法を知りたかった

そんな悩みを解決したくて、『アウトプット大全』を読みました。

『アウトプット大全』がおススメな人

  • インプットばかりでアウトプットをする機会がないなと思っている人
  • 本を読んだ後、学んだことを生かせていないなと感じている人
  • いまの状況を変えたい、変化が欲しいと思っている人

そんな方に読んでいただきたい本です。

『アウトプット大全』を読んで心に響いた3つのポイント

「現実」はアウトプットでしか変わらない

インプットすると、脳の中の情報や知識が増えます。

しかし、インプットだけでは、現実的な変化は何ひとつ起きません。

一方、アウトプットは「行動」です。

アウトプットして初めて、現実世界に対して変化や影響を与えることができるのです。

(CHAPTER1 RULESより)

自分が変えたいのは脳内じゃなくて現実だ!と強く思わされました。

頭で考えてばかりで行動できない自分から、卒業しないといけない。

苦手だなぁ……とぼやいている暇があったら、やらなきゃ。

「現実的な変化は何ひとつ起きない」はとても刺さりました。

上手な文章を書く

誰にも読まれず、誰からも批判されない文章を百万字書いても、文章が上達することはありません。

「読まれる」という緊張感が、集中力を高め、

よりよい文章を書こうとすることが最高の刺激となります。

(CHAPTER3 WRITE37より)

公開するならきちんと学んでからじゃないと。

今はまだ自信がないし、学ぶ時間もないし……と、自分にしていた言い訳を引っぺがされました。

人の目にさらされないと、文章は上達しない。

いくら机上で学んでも、実践以上の学びはないですよね。

腹をくくれたから、こうして記事を書くことができています。

具体的な「実現する目標」を立てる

目標が実現する5つのルール

  1. 「ちょい難」に設定
  2. 「期限」をつける
  3. TODOに落とし込む
  4. 客観的に評価できるものに
  5. 小さな目標に分割する
(CHAPTER3 WRITE53より)

達成感が得られるので「5.小さな目標に分割する」はこれまでも取り入れていました。

目標を細分化すると、最初の一歩を達成しやすいですよね。

一方で、できなかったときの自己否定感が嫌で、いつまでに、と期限を区切るのは苦手でした。

でも変わろう、変えていこうと思ったら自分に負荷をかけないといけない。

できそうな目標ばかりを掲げて、よしできた、と言っていても現実世界は変わってくれない。

「ちょい難」な目標に、「期限」を区切って取り組んでいくことが大事だと認識を改めました。

『アウトプット大全』 読了後のTODO

この本を読んで、実行しようと決めたこと

  • 朝10分、アウトプットをする時間を取る。(ノートに書き出したり、Xにポストしたり)
  • 時間の使い方を インプット < アウトプット に変える。

本書では「インプット:アウトプット=3:7」と紹介されているので、それが目標です!

ちなみに今はインプット:アウトプット=8:2くらいですね……。

まとめ

この記事では『アウトプット大全』をご紹介しました。

80ものアウトプット術が紹介されていますので、

これならできそう!というものがきっと見つかると思います。

情報や知識を集めて学んで、満足はしているけれど現状は何も変わっていない。

でも何か変えていきたい、行動を変えるための方法を知りたい、という方はぜひご一読ください。

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