「毎日やるべきことに追われている。とにかく自分の時間が欲しい」
「やりたいことがあるのに、時間がない。自分の時間を作りたい」
仕事に家事にと忙しい方には、こんな悩みがあるのではないでしょうか。
この記事では、自分時間の作り方や習慣化についてご紹介します。
- 自分時間の作り方3ステップ
- おすすめの自分時間の過ごし方
- 自分時間を習慣化する3つのコツ
自分時間を作ることで、ゆったりとリラックスしたり、やりたかった趣味や学びに取り組めます。
それによって満足感が得られ、継続することで自己肯定感も上げられます。
3ステップを実践して自分時間を作り、日々の充実度を上げていきましょう。
自分時間を作りたい!という方は、ぜひ最後まで読んでいってください。
自分時間の作り方 3 ステップ
まずは自分時間の作り方を3ステップで解説します。
- いまの時間の使い方を把握する
- 時間の使い方を見直す
- 自分時間を確保する
それでは1つずつご解説していきます。
いまの時間の使い方を把握する
自分時間を作るためにはまず、いまの時間の使い方を把握することが必要です。
現状が分からないままでは時間の使い方を見直すことができません。
わたしも以前は「いつ」「何に」「どのくらい」時間を使っているかを意識していませんでした。
思いつくまま、目に付くままに家事をこなしていたのです。
結果、段取りが悪かったり、やり忘れに振り回されたりで、時間に追われてばかりでした。
そこで、「いつ」「何をして過ごしているか」、1週間分をノートに書き出してみました。
その結果、いまの時間の使い方を俯瞰して見ることができ、
効率の良い家事動線を考えられるようになりました。
段取りよく家事を終わらせて時間を作ることができたのです。
また、ぽっかり空いた空白を見つけ、何をするでもない空白時間に気づくこともできました。
自分時間を作るために、まずは今の時間の使い方を書き出して把握していきましょう。
抱えているものを手放す
いまの時間の使い方を把握できたら、次は今やっていることの中から手放すことを決めましょう。
一人一人が持っている24時間を増やすことはできません。
何かを新しく始めるには、何かを手放さないと時間を作ることは難しいのです。
たとえば、以下のようなことを手放してみましょう。
手放すこと | 代替案/対応策 |
過度なSNSやスマホゲームの時間 | アプリを活用して使用制限するなど |
時短家電で代用できる家事 | ロボット掃除機や食器洗い乾燥機、乾燥機付き洗濯機など |
手の込んだ食事 | 栄養バランスのとれた冷凍おかずなど |
やめても誰も困らないこと | 自分だけが「やらなきゃ」と思い込んでいることに気づく |
一度に全部取り入れることは難しいと思います。
少しずつ自分や家族の生活に合うものを試して、代用してみてください。
抱えているものを手放せば、必ず自分時間は作れます。
自分時間を確保する
抱えているものを手放して時間ができてきたら、先取りで時間を確保していきましょう。
多少の時間が作れたとしても、なんとなく過ごしていたのでは実感が持てません。
たとえば、
- 家族が起きてくる前の5時~6時
- やることを済ませてひと段落した21時~23時
このように、具体的に時間を決めて「自分時間」としてブロックしましょう。
そうすることで、何時までにこれを終わらせよう、朝時間のためにこれをやっておこう、
など時間を意識して効率的に動けるようになります。
先取りで時間を確保することで、「自分時間を持てている」という満足感も得られますよ。
必要なら家族に宣言しておくのもおすすめです。
おすすめの自分時間の過ごし方
せっかく作った自分時間。
思いつくまま、気ままに過ごすのも贅沢です。
ですが、「これをしよう」と決めておくとより達成感を得られ、自己肯定感のアップにもつながります。
以下を参考にしながら、自分なりの過ごし方を見つけてくださいね。
- 読書やカフェタイムにしてひとり時間を満喫
- ジャーナリングやモーニングページで自分と向き合う
- 資格取得などスキルアップのための学び
- ヨガやランニングなどで運動不足を解消
- しっかりスキンケアやセルフネイルなどで自分磨き
「やらなきゃ」ではなく「やりたい」と思えることが大事。
リラックスできたり、リフレッシュできたりするものがおすすめです。
自分時間を習慣化する3つのコツ
自分時間を使ってやりたいことを続けるには習慣化が欠かせません。
ここでは習慣化するためのコツを3つご紹介します。
- 目標を小さく設定する
- トリガーを設定する
- 進捗を記録する
こちらを参考にして、やりたいことに継続的に取り組みましょう。
1.目標を小さく設定する
目標を立てるときはすぐに取り掛かれる小さなものにしましょう。
いきなり大きな目標を掲げてしまうと挫折のもとになってしまいます。
たとえば「運動をしよう」と決めたとします。
いきなり「毎日1時間ランニングする」とするよりも、「朝起きたら10分ストレッチをする」の方がハードルはぐっと下がりますよね。
前者のランニングだと、1時間を確保したうえで着替えなどの準備も必要です。
後者のストレッチなら、着替えの必要もなくベッドの上でそのまま始めることもできます。
取り掛かりのハードルをぐっと下げるだけで、続きやすさはまったく違ってきます。
まずは目標を小さくして、継続することが大切です。
慣れてきたら徐々に大きな目標にしていきましょう。
トリガーを設定する
やりたいことをするためにトリガーを設定しましょう。
「トリガーの設定」とは「朝起きたら」+「ストレッチをする」のように、
毎日必ず起こることやすることと、やりたいことを組み合わせることです。
「IF THENプランニング」とも言われています。
毎日必ずやっていることとセットにすることで、取り掛かりへのハードルを下げることができます。
- 朝起きたらストレッチをする
- 料理中は聴く読書をする
- トイレに行ったら10回スクワットをする
このように日常生活の中にやりたいことを組み込んで、習慣にしていきましょう。
自然とできそうな流れをイメージして、自分に合った組み合わせを見つけてくださいね。
進捗を記録する
自分時間が過ごせるようになってきたら、それを記録してみましょう。
達成したことが目に見えてわかると、モチベーションが維持できます。
記録のつけ方には以下のような方法があります。
- カレンダーに丸を付けるまたはシールを貼る
- ハビットトラッカーを記入する
- 日記に進捗をつづる
- ライフログアプリを使って記録する
- SNSに進捗をアップする
自分が続けやすいものを選んで、記録をつけてみましょう。
継続が目に見えると「よし、がんばろう」と、もっと続けたくなりますよ。
まとめ ~自分時間を楽しもう~
いかがでしたか。
この記事では自分時間について、以下の内容についてご紹介しました。
- 自分時間の作り方3ステップ
- おすすめの自分時間の過ごし方
- 自分時間を習慣化する3つのコツ
時間の使い方を見直すことは、自分が理想とする過ごし方を考えることにもつながります。
少しずつでも構いません。
1日10分でも「自分のための時間を持てた」と実感することで、日々の充実度は格段にアップします。
取り組める範囲で少しずつ、自分時間を作っていってくださいね。